どうしてもしゃべりたいのであれば、副音声を利用すれば円満になったのではないかな?と思った。
戦いを終えた選手と約8万人の大観衆を「パーティー」に巻き込んだロンドン五輪の閉会式。BBCからタブロイド紙、音楽専門誌に至るまで出演者の大予想を展開する中、期待通り登場した大物もいれば、見送ったアーティストもいた。
閉会式の音楽監督は、映画「007」シリーズや「インデペンデンスデイ」「GODZILLA」で知られる英作曲家、デヴィッド・アーノルド(50)。テーマは「英国音楽のシンフォニー」だった。
英メディアの予想通り女性5人組のスパイス・ガールズは熟女の色気ムンムンで再結成。開会式にはポール・マッカートニーが登場したが、閉会式では故ジョン・レノンさんをスクリーンに大写しした「イマジン」で平和をアピール。ブライアン・メイのギター、ロジャー・テイラーのドラムスに新鋭の女性ボーカリスト、ジェシー・Jを加えたセッションでクイーンの名曲「ウイ・ウィル・ロック・ユー」を大合唱したあたりで最高潮に。ラストを飾ったのは伝説のバンド、ザ・フーだった。
「さすが英国という演出。マッドネス、ジョージ・マイケルなど80年代の人気者も登場した。一方で、レッド・ツェッペリンのロバート・プラントやザ・ローリングストーンズには開・閉会式とも断られたようだ。また、予想されたジャミロクワイ、エルトン・ジョンも出演を見送った」と英国事情に詳しい音楽ジャーナリスト。
一方、生中継したツイッター上では、NHKのアナウンサーに対するブーイングが続出した。
とくにフェミニズムの象徴的存在のアニー・レノックスや五輪公式ソングを歌うMUSE(ミューズ)ら有名なUKロックの解説はまったくなし。曲が聞こえないほどしゃべりっぱなし。再放送で丸ごとカットされた曲も多かった。「アナウンスなしでノーカットが見たい」というつぶやきが多いのも、UKミュージックが愛されている証かもしれない。
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