戻ってきてよかったですね。何のために盗み、何のために戻したのか・・・?
栃木県佐野市金井上町の「佐野厄除大師」で23日、1月に盗まれた観音像が参拝者駐車場付近に置かれているのを近くの会社経営者の男性が見つけた。
旭岡靖人副住職は「観音様が持って行った人の枕元に立って『帰りたい』と言ったのかなあ。戻ってこられてよかった」と安堵していた。
佐野署の発表などによると、見つかったのは鋳物製の観音像(高さ約1メートル、重さ約25キロ)。約35年前に信者から寄付され、本堂近くの参道脇の台座(高さ約1・8メートル)に置かれていたが、1月9日、参拝客の指摘でなくなっているのが分かった。同署は窃盗事件とみて調べていた。
23日午前8時40分頃、本堂から約300メートル北側の参拝者駐車場出入り口付近で、立った状態で置かれているのが発見されたという。
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