自然災害に憶測は通用しないと、どれだけ前例が出ても理解することができないのか・・・?でも雪崩ってこわいやね。
秋田県仙北市の玉川温泉の岩盤浴場で3人が死亡した雪崩事故で、独立行政法人「防災科学技術研究所雪氷防災研究センター」(新潟県長岡市)など3研究機関が現地調査し、雪崩は幅約300メートル、長さ約100メートルの範囲で起きていたことを明らかにした。
専門家8人が約5時間にわたり、雪崩が起きた斜面を観察し、雪の層を掘り返した。リーダーを務めた雪氷防災研究センター新庄支所(山形県新庄市)の阿部修・支所長(61)らが調査後に記者会見し、「雪崩が起きた斜面に古い雪の層が残り、大規模な表層雪崩」と断定した。
雪崩が起きた山の斜度は約40度で樹木もなく、阿部氏は「雪崩が発生しやすい地形で、広範囲の積雪が一度に崩れて谷を通過し、岩盤浴場に到達した」との見解を示した。「地形を見ると雪崩対策は講じるべきだった」と指摘したが、表層雪崩は突然起きるため予見が難しいとも付け加えた。
0 件のコメント:
コメントを投稿