2012年2月7日火曜日

「仲間を助けて」=落盤か海水流入が原因か―5人不明で現場責任者ら

一刻も早く、救助されるといいですね・・・原因究明よりも、まずは人命救助を!


 「われわれの仲間だった。助けて」。海底トンネル掘削中の作業員5人が行方不明となったJX日鉱日石エネルギー水島製油所工場内の事故で、会見した鹿島の現場責任者らは7日夜、涙声で訴えた。同社によると、事故原因として、掘削中の海水流入やトンネル内の落盤などが考えられるという。
 会見した現場責任者の竹下一敏鹿島海底シールド工事事務所長らによると、工事は歯の付いた鋼製の円盤(直径約4.8メートル)が回転し掘り進む「シールド工法」で実施。円盤には泥を外に搬出するための直径約60センチの排出口があり、ここから海水が流入したか、トンネル内で落盤があった可能性があるという。
 「立て坑が大変なことになっている」。7日午後0時半ごろ、他の工事関係者から連絡を受けた竹下所長らが現場に向かうと、深さ約35メートルの立て坑の外に吹き出したように泥が飛び散り、地表から数メートル下まで水がある状態だった。事故の約1時間前にトンネル内に入った現場監督は、作業員6人の姿を確認していたが、特に異常は感じなかったという。 

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