2011年11月12日土曜日

チョコ・アメで9日耐えた78歳夫、妻は凍死

山を甘く見てはいけませんね・・・気をつけないと。


 富士五湖の一つ山梨県の本栖湖(富士河口湖町、身延町)近くに1日から日帰りでハイキングに出かけた静岡県富士宮市城北町、無職高橋諒さん(78)と妻不二子さん(67)が行方不明となり、10日午後、9日ぶりに山梨県身延町の根子川河川敷周辺で発見された。

 同県警南部署の発表によると、高橋さんは脱水症状を起こしていたが命に別条はなく、不二子さんは、高橋さんが発見された場所から約20~30メートル離れた地点で遺体で見つかった。凍死とみられる。

 2人はハイキングに行った1日に道に迷い、1~2日後にはぐれた。高橋さんは発見されるまで数日間、シートの上でホイッスルを吹くなどして助けを待っていたという。沢水を飲み、持参したチョコレートとアメ数個で飢えをしのいだが、発見時、食料は尽きていた。

 2人はジャンパー1枚を羽織っていたが、本栖湖観光協会によると、11月初旬のハイキングコース周辺は最低気温が0度ほどに下がることがあるという。

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