2012年3月11日日曜日

原発避難、いつ戻れる=故郷の町に黙とう―福島

残念だけど、そう簡単には戻れないですよね。現実を見つめていかないと・・・




 福島県南相馬市鹿島区の仮設住宅集会所。原発事故の警戒区域にあった小高区の自宅から避難した自治会長の藤島昌治さん(66)は、自治会役員らと国の追悼式のテレビ中継を見守った。「1年、早かったなあ」。
 藤島さんは、足腰が悪く追悼式典に行けない高齢者のため、ろうそく200本を用意し、集会場前で追悼式を企画した。
 「帰還まで早くとも2、3年」「4、5年では」。自治会メンバーの話題に上ったのは、除染が済んで、いつ自宅に戻れるかだ。「次の1年も早く過ぎるかどうか分からない」。藤島さんは複雑な表情を見せた。 

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