すごい、ロマンチックですね。100年前、写真を撮った人はどんな気持ちで空を見上げていたのでしょうね。
約100年前に撮影された天体写真乾板437枚が、国立天文台で発見された。
天文台の前身となる「旧東京帝国大学東京天文台」で撮影されたもので、日本最古となる1899年の写真乾板も含まれている。国立天文台は、ホームページでの公開を検討している。
昨年9月、天文台の資料室を整理中、段ボール箱から見つかった。現在の東京都港区にあった東京天文台の「ブラッシャー写真儀」で1899~1917年に 撮影されたもので、最古の写真には冬から春に南の夜空にのぼる「とも座」が写っている。これまでは、関東大震災や火災などの混乱で喪失したと思われてい た。
長時間露光で撮影した「オリオン大星雲」がはっきり見える乾板や、日本で初めて発見された小惑星「トキオ」と「ニッポニア」を写した乾板もあった。国立天文台の渡部潤一教授は「当時、東京都心でも夜は暗く、天体観測が十分できたことがうかがえる」と話している。
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