2012年3月22日木曜日

<緊急地震速報>4割が危険回避行動せず 気象庁調査

あの震災後、空振りすることもあるけれど、鳴ったら行動できるようになりました。精度向上すればいいですね。


 気象庁は22日、緊急地震速報を見聞きした2817人のうち、4割の人が危険回避行動をしていなかったとする調査結果を発表した。6割は机の下にもぐるなどの行動を取っていた。

 調査は震災以降に緊急地震速報が発表された22都道府県の住民からインターネットなどで回答を得た。

 気象庁は最大震度5弱以上が予測される地震で、震度4以上が予測される地域に緊急地震速報を発表している。東日本大震災以降、104回の緊急地震速報を発表。うち63回は震度2以下の地域にも発表する「過大評価」だった。

 調査によると、緊急地震速報を見聞きした人のうち、61%(1706人)が「行動を取ったことがある」と答えたが、22%(627人)は「行動を取ったことはない」、17%(484人)は「行動を取ろうとしたができなかった」と答えた。

 行動しなかった理由を聞くと「自分の場所は安全だと思った」が、行動できなかった理由は「時間がなさ過ぎた」が最も多かった。また9割の人は速報が「役立っている」と答えた。

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