これを教訓に、全国の学校で防災体制のチェックを!!
東日本大震災の津波で児童74人と教員10人が死亡・行方不明となった宮城県石巻市立大川小学校の一周忌法要が4日、石巻市の公共施設で行われた。遺族と在校生約500人が参列し、遺族代表の武山剛さん(57)は「生かされた命を大切に、泣きながら苦しみながらも懸命に生きていこう」と呼び掛けた。
祭壇には遺影が並び、バラやカーネーション計8300本で作った校章のオブジェが飾られた。献花台には色とりどりの菊が積み重ねられた。
次女の千聖さん=当時(11)=を亡くした紫桃隆洋さん(47)は、「自分で遺体を抱き上げたが、いまだに実感がない。(死を)認めたくない気持ちもある」と伏し目がちに語った。
昨年3月18日に火葬した遺骨をなかなか手放せず、ずっと自宅に置いていた。震災1年を迎えるに当たり、3日に納骨を済ませたという。隆洋さんは「1年たったが、なぜすぐに避難しなかったのか分かっていない。亡くなった命を無駄にしないためにも学校や市教育委員会はきちんと検証してほしい」と訴えた。
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