こういう、伝統ある日本一の学校で学べたっていうのは、子どもたちにとって何者にも代え難い思い出だよね。
現役の木造校舎としては日本最古とされる岡山県高梁市立吹屋小(西井秀明校長、児童7人)で20日、卒業式と閉校式があった。
最後の卒業生3人を送り出した学舎(まなびや)は、100年を超える歴史に幕を閉じた。
1873年に開校。現在も残る平屋の東・西校舎(1900年築)と2階建ての本館(09年築)では戦前、300人以上が学んだ時期もあった。だが、地域を支えた銅山が1972年に閉山し、児童数が激減。閉校が決まり、在校生は4月から別の小学校に通う。
本館の講堂であった卒業式では、6年の3人が「日本一の校舎でともに過ごした楽しい日々を忘れません」と在校生4人に呼びかけた。卒業する児童(12)は「離れるのは寂しいけど、校舎にありがとうと言いたい」と涙を浮かべた。
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