2012年10月14日日曜日

森口氏「研究者やめる」…iPS移植虚偽発表

やったことが、子どもじみてるよね。こんな大きなこと、裏付けるものがないと誰も信用しないよ。

 「ウソをついたことを認めます」「悪意はなかった」――。

 iPS細胞(新型万能細胞)を使った心筋移植について虚偽発表をした森口尚史氏(48)は、内容に虚偽があったことを初めて認め、「研究者としての仕事をやめる」と述べた。

 記者会見は13日午前10時(日本時間午後11時)から米ニューヨーク市内のホテル会議室で開かれた。日本の主要メディア各社が詰めかけ、2時間を超えても続いた。

 水色のシャツにグレーのジャケット姿で現れた森口氏は当初、落ち着いた口調で報道陣の質問に答えていた。しかし、会見が始まって1時間近くたってから、米国内でiPS細胞を使った心筋移植を6件行ったとした研究発表のうち5件について、手術の事実がなかったと認め、予定していた手術だなどと弁明した。

 一方、昨年6月に行ったと主張した1件の手術については、自分のものだとするパスポートの出入国記録の欄を示し、当時、米国にいたので事実だったと主張した。

 しかし、執刀医や患者の名前などを示すよう求められると、「名前を出してくれるなと言われている」「それを出せないから、本当に困っている」などと繰り返した。

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