市が責任を持って捜索して欲しい・・・っていうのも、少し違う気もするけどなあ。
北上川河口近くの東日本大震災の被災地・宮城県石巻市長面(ながつら)地区で8日、市などによる行方不明者の捜索が始まった。上流側には、多くの犠牲を出した大川小学校があり、地域では児童を含む38人の行方が今も分からない。辺りは水没していたため、陸上で捜索されていない最後の場所とも言え、地元の人々は願いをかけている。
この日朝から、湿地用の特殊重機など計4台で、排水路や農地にたまった泥を掘り出し、警察官や大川小の教師たち十数人が熊手で泥をかき分けながら、手がかりを捜した。市は、できれば寒くなる前に捜索のめどをつけたいという。
一帯は震災で地盤が80センチほど沈下し、圃場(ほじょう)整備をほぼ終えていた農地約224ヘクタールが海水に沈んだ。県が約100ヘクタールを堤防で囲い、2カ月かけて排水したが、台風の影響もあって、まだ水が残っている。
4年生だった長女を捜している鈴木義明さん(50)は「中途半端で終わらず、市は責任をもって納得がいくまで捜索してほしい」と話す。
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