2012年10月17日水曜日

「なぜ兄妹を引き裂いたのか」と遺書、死亡女子大生の兄が首吊る 高槻3人死傷

死がないとわからせてやれなかったのか?そんなことないだろうよ。あーあ、人生もったいないなぁ。

 大阪府高槻市の民家で15日夜、3人が刺され、うち21歳の女性が死亡した事件で、大阪府警高槻署は16日、事件後に現場から逃走し行方が分からなくなっていた女性の兄(24)が、同市登町の会社倉庫で首をつって死亡しているのを発見した。所持品の中から遺書が見つかり、「苦しみを分からせたい」などと犯行への関与を示唆する内容が書かれていた。


 同署は女性の兄が3人を刺した後、自殺を図ったとみて、被疑者死亡のまま殺人と殺人未遂の容疑で書類送検する方針。

 同署によると、3人が刺されたのは同市高西町の無職、作野正光さん(80)宅で、孫で私立大4年の黒田有紗さん(21)が死亡。作野さんと妻、加知枝さん(74)が重傷を負った。

 事件当時、民家1階に祖父母、2階に有紗さんがいた。2階から物音がしたため見にいくと、兄が有紗さんに馬乗りになり、短刀で左胸などを刺した。有紗さんの死因は失血死とみられる。祖父母も背中などを数カ所刺されたが、命に別条はないという。

 現場の民家で有紗さんは祖父母と3人暮らし。兄は同市春日町で両親と同居していた。同署が家族から事情を聴いたところ、9年ほど前に兄の家庭内暴力が原因で有紗さんが祖父母宅に引っ越したと説明。兄の遺書には「なぜ兄妹を引き裂いたのか。絶望と苦しみを分からせてやりたかった」と記されていた。兄は精神科に通院しているという。

 兄の遺体が見つかった倉庫は両親が経営する会社のものだった。

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