2012年10月24日水曜日

追突の運転手、無呼吸症候群=「事故の記憶ない」、処分保留で釈放―首都高事故

70にもなって責任逃れか。そんな昼間寝てしまうような老人を雇う会社にも責任ありそう。

 東京都江東区の首都高速湾岸線で7月、東京税関の職員6人が死傷した玉突き事故で、自動車運転過失致死傷容疑で取り調べを受けていたトラック運転手の男(70)に、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状が確認されたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。東京地検は男を処分保留で釈放。男が事前に眠気などに気付かなかったかなどを慎重に調べ、刑事処分を判断する。
 事故は7月11日午後2時25分ごろ江東区有明の湾岸線西行きで発生。渋滞で減速していたワンボックス車に、男が運転するキャリアカーが追突。車は前にいたトレーラーとの間に挟まれて大破し、乗っていた東京税関の男性職員4人が死亡、2人が重傷を負った。
 捜査関係者によると、男は警視庁の調べに「覚えていない。気付いたときには、車がすぐ目の前にあった」などと供述し、衝突直前の状況を覚えていなかった。同庁高速道路交通警察隊などは、男が居眠りしていた疑いがあるとみて、勤務先を捜索するなど、無理な勤務実態が無かったか捜査した。
 ところが、男は過労で居眠りするような超過勤務をしていないことが判明。東京地検が鑑定留置を請求し医師の診断を受けさせたところ、SASと確認されたという。

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