2012年10月29日月曜日

資料黒塗り、尾木委員「隠蔽だ」 大津市いじめ第三者委

調査委員会に対しても、こんな資料しか出せないんだね。どこまでも腐りきってるな。

 大津市立中学2年の男子生徒(当時13)が自殺した問題で、いじめの実態解明を目指す市の第三者調査委員会の会合が28日夜にあり、委員の尾木直樹・法政大教授が会合後、取材陣に対し、市教委提出の資料について個人名や発言内容の一部が黒塗りされていたとし、「僕から見たら黒塗りは隠蔽(いんぺい)」「理由も示されておらず委員会に対して失礼」などと批判した。市教委は「隠すつもりはなかった」としている。

 市教委は8月、学校が実施したアンケートや教諭の聞き取りメモなどを第三者委に提出。10月にも、教育委員会の議事録や学校への指示の内容を記したメモなどを出している。

 第三者委事務局の市コンプライアンス推進室によると、提出資料については市教委と市長部局で協議し、市の判断として黒塗りをする範囲を決めていた。例えば、第三者委の設置条例で、調査対象から除外すると定めた民事訴訟に関する事項のうち、市が対応を決めた会議の内容や、職務上の守秘義務があるスクールカウンセラーの個人名など、市の独断では開示できない部分について黒塗りの対象としたという。

 市教委では今後、第三者委から開示の要望があれば、市長部局と相談したうえで対応を決めるとしている。

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