こういう事件があるとなかなか外食もしたくなくなっちゃいますよね。信用なくしたらたーいーへーん!
焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で、チェーンを運営していたフーズ・フォーラス社(金沢市、解散し清算手続き中)は13日にも、肉の仕入れ先の卸売業者「大和屋商店」(東京都板橋区)に対して、3億円の損害賠償を求める調停を東京簡裁に申し立てることが分かった。フーズ社の清算人が明らかにした。賠償金は、被害者補償の原資にする予定で、調停が不調に終わった場合は民事訴訟も検討する。
清算人によると、同社は10月に富山県が出した調査の中間報告などから、えびす各店舗に納入される前の段階で、肉が病原性大腸菌O111などに汚染されていた可能性が高いと主張。大和屋が契約上の義務を怠り、欠陥のある商品を納入してフーズ社側に損害を与えたとしている。
一方、フーズ社は被害者162人から計約8億6000万円の治療費などの請求を受け、さらに金融機関に約5億5000万円▽リース業者に約3億1000万円--など総額約19億円の負債を抱える。フーズ社の資産は、食中毒事故対象の保険金が1億円と、店舗売却金の残りで計2億円未満があるだけで、大幅な債務超過となっている。同社は来年2月中旬、特別清算を金沢地裁に申し立てる見込み。
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