2011年3月31日木曜日

「こういうときだからこそ」被災小学校でタイムカプセル 岩手・山田町

被災地の復興、未来を担う子どもたち。強く、前を向いていって欲しいです!


津波で大きな被害を受けた岩手県山田町の大沢小学校で31日、今春卒業した児童29人が「20歳の自分」に届けるタイムカプセルを作り、学校の敷地内に埋めた。手紙や思い出の品々を同封し、山田町の明るい未来に向けて、願いを込めた。

 タイムカプセルを埋めることを決めたのは同小の元6年2組の生徒。「卒業記念に」と、タイムカプセルを考えていたが震災で計画は中断。23日の卒業式に、担任の佐藤はるみ教諭(51)が児童に聞いたところ、「こういうときだからこそやりたい」とタイムカプセルを埋めることを決めた。

 大川莉奈さん(12)は「この津波のことを忘れないように」と書き、折り紙で作った花を同封した。大川さんは祖父が遺体で見つかり、祖母はいまだ行方不明だ。「大事な人を奪った津波は許せないけど、このつらい思いを忘れずに生きて、乗り越えていきたい」と誓った。

 津波で家を流された大町杏那さん(12)は「みんなが優しくて海がきれいな山田町が大好きです。早く元の町に戻ってほしい」と話し、「8年前の私の夢だったバレーボール日本代表は叶ったかな」と将来の夢を記した。

 佐藤教諭は「街を復興させて自分以外の誰かを幸せにできる人間になってほしい」と話した。

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