2011年3月30日水曜日

双葉町民、さいたまアリーナから旧騎西高に移動

いつまで避難生活が続くのでしょうか。町民も全員が一緒というわけではないみたいです。


福島第一原子力発電所の周辺住民らの避難所となっているさいたま市のさいたまスーパーアリーナの使用期限が翌日に迫り、福島県双葉町の住民が30日、埼玉県加須市の旧県立騎西(きさい)高校への移動を始めた。

 この日は約400人が移り、残る約950人と町役場機能は31日に移転する。町は旧同校校舎を「支所」と位置づけた。

 第1陣148人はこの日午後1時頃、県が用意した大型バス6台に乗り込み出発。ボランティアら約40人が「福島の皆さんお元気で!」などと書かれた紙の横断幕を掲げて見送った。午後5時40分過ぎには第2陣のバスも同校に到着。市立田ヶ谷小学校の児童らが横断幕を持って歓迎した。

 統廃合で3年前から使用されていない旧校舎を、ボランティアの住民らが掃除をするなど準備をしてきた。5階建ての校舎のうち、2階の校長室や職員室は町役場になる。住民は地域ごとに、畳を敷いた教室や体育館、ホールなどで生活する。県や市は当面、食事や周辺施設での入浴などの支援を続ける。

0 件のコメント:

コメントを投稿