2011年3月22日火曜日

「助けられずごめん」=秋葉原殺傷、悲しみ今も―加藤被告に24日判決・東京地裁

無差別事件は、本当許せないですよね。この事件は本当最悪でした。街を歩くのが怖くなりましたよね。 


    
 「なんで助けてあげられなかったのか。申し訳ない」―。東京・秋葉原の無差別殺傷事件で死刑を求刑された元派遣社員加藤智大被告(28)の判決が24日、東京地裁で言い渡される。判決を前に、加藤被告の運転したトラックにはねられ死亡した大学生=当時(19)=の父親(56)が取材に応じ、事件への思いを語った。
 父親は昨年1月の初公判以来、全ての公判を傍聴。法廷で意見陳述もした。「(被告の)表情が見えず、効果があったのか分からなかった。息子がどんなにつらく苦しい目に遭ったか、もっと強く言えばよかった」。今も悔しい思いが残る。
 加藤被告からは謝罪の手紙が2通届いた。「申し訳ないが事件の記憶がほとんどない」という内容に、「あれだけの事件を起こして覚えていないとは、ふざけるな」と声を震わせた。法廷で繰り返された謝罪の言葉にも、「頭で考えて理屈で言っているだけ。おわびする心が全然表れていない。あまりにも人間的な面が欠けている」と憤った。
 公判を通じて「被告は真実を明らかにしていない」という思いを強めた。「なんで無関係な人間を殺傷しなくちゃいけないのか。納得がいかない」。しかし、わずかに期待をかけた被告の最終意見陳述は十数秒で終わり、真実を知りたいという願いはかなわなかった。
 「あと10秒でもずれていれば、事件に遭わずに済んだのに」という思いが消えず、遺影に毎日語り掛ける。加藤被告に、今はこう伝えたいという。「死刑判決が出た後でも、思い出せることや、心から謝罪する気持ちになればその思いを、手紙に書いて送ってほしい。真実を話してくれ」。

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